- 長文作成ができる無料AIライティングツール
- 実際にAIライティングでつくった小論文のクオリティ⇒なんとか使えるレベルにはなっている
- 小論文作成でAIライティングツールを活用する方法
AIライティング、自動文章生成ツールという言葉はご存じですか?
AIによる記事作成は既に一定の市民権を得ており、例えば日本経済新聞社等では、『決算サマリー』をAIが作成するシステムが導入されています。
参考記事 完全自動決算サマリー by NIKKEI
AIライティングの仕組みは、ざくっと説明すると確率、論理、統計の3つを駆使して最適解(文章)を返すという仕組みであるため、数値ベースで、書くべき文章がパンターン化できるような、マーケット関係の記事で運用がしやすい傾向にあります。
既に、一部のカテゴリーは実用段階にあるAIライティングですが、一部のシステムではWEB上で無料公開されているため、誰でも気軽に使える環境が整っています。
今回は、無料で使えるAIライティングツールを紹介するとともに、小論文のような複雑な文章についてどれくらいのクオリティーで案文を作ってくれるのかをご紹介します。
目次
AIライティングは革命的なツール
人間が文章を書くときの工程とAIライティングが代行できる工程
人間が小論文・レポート・企画書のような、複雑な文章をつくるときに、どのような手順を踏んでいるかを簡単にまとめました。
- 結論を整理する(何が言いたいのか)。
- 結論を補強するための、課題(問題点)と改善策、それによって得られる成果を整理する
- 1と2を組み合わせて、簡単な目次を作成する
- 目次に対して肉付けをしていく
文章が下手な人は、表現が稚拙だったり、説明の順序が悪かったり、種々ありますが、諸悪の根源は、文章のストリー展開が悪い、この1点につきます。
ビジネスの現場で考えると、文章が苦手でも箇条書きや文節単位での情報共有が許されるメールやチャットでの文章コミュニケーションでは、文章の不味さが目立つことはありませんが、レポートや論文、報告書などになると途端に、そのレベルの低さが際立ってしまうのです。
しば
実際に、私も仕事上で様々な文章を作成していますが、時間がかかるのは、圧倒的に3の目次の作成です。
逆に文章をどんどん作成していく4の部分については、ほとんど時間がかかりません。
2022年12月現在、AIライティングは、すべての工程を作業させることが可能です。
私なりに、AIライティングを試してみて感じることは、3の目次づくり(論理的展開)が、AIは苦手なように感じます。
当然ですが、AIは、全体の文章の構成を考えて、小論文を作成しているのではなく、アルゴリズムによる処理(確率的・統計的・論理的の3つの基準)で単語を並べているに過ぎません。
書き手が、どのような根拠に基づき、何を主張したいのかが明確し、その序文をしっかりAIにインプットしてやならいと、まともな成果物は出てきません。
逆にいうと、AIに事前に与える情報(キーワードや導入文)が詳しければ詳しいほど、AIが作成する文章クオリティーも上がります。
しば
無料AIライティングツールの使い方
実際に、AIライティングツールの使い方をご紹介します。
今回は、WEB上で全てが完結し、かつ、ある程度の長文も作成することができるツールを2つご紹介します。
PlayAI(ぷれあい)の使い方
登録フリーで使うことができます。
文章が完成するまで約5分程度かかるので放置
正直、自分が思っている文章の構想と全然違う成果物があがってくることもあります。
公式サイトでは、再作成を10回くらい繰り返すとよい文章ができるかもと書かれています。
実際に、再作成してみるとは全くテイストの違うものが出てきます。
※詳細は、後述しますがレベルは高くない。コピペでそのままは、絶対に使えないレベルです。
Catchy(キャッチー)の使い方
リンク先Catchy(キャッチー) – 国内最大級のAIライティングアシスタントツール (ai-copywriter.jp)
利用には登録が必要ですが、Googleアカウントで利用することができます。
無料コースだと月10クレジット分(文章作成2.5回程度分)が利用可能。
AIライティングの性質上、繰り返し作成させることになるので正直、かなり少なくて厳しいです。
アカウントごとに10クレジットなので、Googleアカウントを2つもっていれば、20クレジット分つかえちゃいます。



文体は、丁寧・大胆・カジュアルの3つから選択できます(丁寧がベター)。選択後、作成をクリック。
AIで小論文を作成した場合のクオリティ
実際に、それぞれのツールでどのくらいのクオリティの小論文ができたのかを、紹介します。
どちらの、ツールも、文章の冒頭部分を作成する必要があるので、今回は以下の文章を入力して比較することとします。
AIにインプットする見出し文
チームワークの概念は非常に幅広く、時に、チーム目標の共有やコミュニケーションであり、協力支援であり、場合によっては同僚や後輩に対する指導もその範疇に含まれるものである。
つまり、業務の円滑化に資する行為・チーム全体の利益になる行為は、すべてチームワークと捉えることができる。
概念が非常に多くの要素を含むものであるため、今回の論文では、個人としてチームの成果を高めるために、何ができるか?どう行動するべきかに着目して論じることとする。
さらに、Catchy(キャッチー)については、見出しを与えた方が、作成文章の精度が高まるということだったので、以下2つの目次を入力しています。
- チームワークを高めるための施策
- 具体的な行動
PlayAI(ぷれあい)で作った小論文
チームワークの概念は非常に幅広く、時に、チーム目標の共有やコミュニケーションであり、協力支援であり、場合によっては同僚や後輩に対する指導もその範疇に含まれるものである。
つまり、業務の円滑化に資する行為・チーム全体の利益になる行為は、すべてチームワークと捉えることができる。概念が非常に多くの要素を含むものであるため、今回の論文では、個人としてチームの成果を高めるために、何ができるか?どう行動するべきかに着目して論じることとする。
チームワークとは、2 人以上の関係者が共通の目標を達成するために協力し合う能力である。
チームワークとは、人々の集団的努力によって、1つまたはそれ以上の目的を成功裏に達成することであると定義されている。
この論文では、チームパフォーマンスについて、組織と個人の観点から議論する。
本稿では、個人がどのようにチームコラボレーションを促進できるか、また、チームパフォーマンスを向上させるために個人が取ることのできる行動について議論します。
個人はチームパフォーマンスにおいて役割を果たすことができる。
チームパフォーマンスを向上させるためには、いくつかの方法が考えられる。
従業員は、次のような方法でチームパフォーマンスを向上させる努力をすることができます。
- 同僚や後輩とコミュニケーションをとり、チームワークを育む
- チームパフォーマンスを向上させるためにお互いを励まし合う
- チームのパフォーマンスを向上させるために、互いに励まし合う
- チームのパフォーマンスを高めるために、チームと協力する
- チームの目標達成を促進するためのチーム管理
- チームのパフォーマンスを向上させるためのチーム管理
- チームメンバーが自分の経験や意見を共有することを奨励する
- チームメンバーにアドバイスやトレーニングを受けるよう促す
- チームメンバーが互いに学び合うことを奨励する
- チームメンバーが個々にコミュニケーションをとるよう促す
- 目標達成のためにチームメンバーが一丸となって努力するよう促す
- チームリーダーを求め、受け入れるようチームメンバーに促す
- 個人目標を達成するためにチームと協力する
- チームの目標を達成するためにチームと協力する
- 職場でチーム目標を達成するためにチームと協力する
これらの行動の中には、個人自身の決断の結果であるものと、チームの決断の結果であるものがあることに留意することが重要です。
これらの行動は、個人だけの責任ではありません。チームの意思決定の結果であっても、個人が意思決定プロセスに関与していない行動もあります。
また、チームの個々のメンバーが取る行動は、チームの意思決定の結果であっても、その影響は最小限か間接的である可能性があることに留意することが重要です。
例えば、ある社員がチームのパフォーマンスを向上させるために、食事や運動、睡眠のスケジュールを変えるといった行動を取ることはあり得ます。これは、個人の努力や行動の結果ではないでしょう。チームのパフォーマンスを向上させるための努力の結果である可能性もあります。
しかし、そのような行動は、チーム全体の目標の範囲内であるため、重要であるとは認識されないかもしれません。
Catchy(キャッチー)で作った小論文
チームワークの概念は非常に幅広く、時にはチーム目標の共有、コミュニケーション、協力的なサポート、そして場合によっては同僚や後輩の指導なども含まれます。
つまり、仕事の円滑化に寄与し、チーム全体に利益をもたらす行動はすべてチームワークとみなすことができるのです。この概念は非常に多くの要素を含んでいるため、本稿では、チームのパフォーマンスを向上させるために、個人として何ができるかに焦点を当てます。
本稿では、チームのパフォーマンスを向上させるために、個人として何ができるのか、どのように行動すべきなのかに焦点を当てます。
1.チームワークを高めるための施策
適切なチームワークと効率的なコラボレーションを実現するために、以下のような方針と手順を実行する必要があります。
まず、各担当者は自分に与えられた仕事だけでなく、チーム全体のプロジェクトの成功に責任があることを認識することが重要です。
責任感を共有することで、チームの士気や協調性を大きく向上させることができる。
次に、チームメンバー全員が期待通りの仕事を与えられた時間内に自分の分担で行ったかどうか、複数回のフォローアップと複数回のチェックを行うことが必要です。
最後に、チームの視点で仕事に貢献し、個人の成功や評価よりもチームの成功を優先させることが重要です。
2.具体的な行動
チームのパフォーマンスを向上させるために、個人ができる具体的なアクションはいくつかあります。
まず、与えられたポジションでリーダーシップを発揮し、いち早くプロジェクトの指揮を執ること。
また、日頃から自分の視点をチーム全体に広げるように心がけ、チームメンバーとの連携がうまくいっているかどうかを確認するようにしましょう。
最後に、チームメイトの長所やスキルを活かしてチームに貢献することです。
チームメイトと良好な関係を築くことが、チームの成果を高め、対立を少なくすることにつながるからです。
まとめ
プロジェクトを成功させるためには、チームワークが不可欠であることを認識することが重要です。
この論文で説明した方針と手順に従い、提案された具体的な行動に積極的に取り組むことで、個人はチームのパフォーマンスと成功に大きく貢献することができます。
これは、チームの長期的な成長と発展、そして個人のパフォーマンスと評価に有益なことです。
まとめ 小論文作成でうまくAIライティングツールを活用するには
結論から言うと、たたき台の文章としては十分使えそうです(AIライティングは小論文作成の時短ツールとして有効)。
個人的な感想ですが、「PlayAI」は全然ダメでしたが、「Catchy(キャッチー)」で作った小論文については、論理的な破綻もなく、そこそこの質を保っていると感じました。
さすがにこのクオリティで、提出することは難しいでしょうが、肉付け用の文章として使うことは可能じゃないかと思います。
文章が得意は人は、ここをベースに論理展開をスムーズにし、読みやすい表現に変え、具体的な事例を転記することで、かなり説得力のある小論文にできそうです。
逆に文章作成が苦手で、ここからどう改善していいか分からないという人は、ココナラのようなスキルシェアサービスで、添削してもらうというもの有効な選択肢ではないでしょうか??
相場で3,000円位のようです。
忙しいビジネスマンであれば、悪くない選択肢だと考えます。効率よく昇進試験を突破していきましょう。