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保育園に入れない・・・これは、生活に直結する大問題
共働きの世代にとって、子供の保育所入園がスムーズにいくのか?いかないのか?は死活問題です。
私の家庭でも、3人子供がおり、真ん中の娘の時にも苦労しましたが、一番下の息子の保育園入所で只今迷走中です。
今こんな感じです。私が住んでいる自治体は、保育所入園順位決定がポイント制なのですが、次女の時も、今回も、制度的な矛盾を感じました。
結局、無認可の保育園に預けること等、色々も考えましたが、結局、公立保育所の預かり保育で対応する事を、選択しました。
幼稚園の預かり保育を利用するにあたっての注意点と、そもそもの保育園入園制度の矛盾について今回は書きたいと思います。
幼稚園の預かり保育 メリット・デメリット
保育園に入れなかった人にとって、幼稚園+預かり保育は、有力な選択肢の一つです。
幼保一元化により、幼稚園でも長時間、子供を預かってもらうことができるようになってきていますが、未だに、保育園の方が幼稚園より圧倒的に人気があります。
なぜでしょうか?
保育園と比較して、幼稚園の預かり保育のどこかダメなのかをまとめてみました。
幼稚園の預かり保育 デメリット
毎日、お弁当が必要
うちの子供は、卵アレルギーがあるから、卵の類がダメで、定番の卵焼きがお弁当に入れられません。さらに、冷凍食品ばっかりは、駄目だし、栄養バランスも考えないし、夏場は痛まないようなメニューにしないといけないし・・・。
共働き世代にとっては、大変な作業です。
保育時間が短いケースがある(追加で保育料も必要)
預かり保育の時間帯ですが、19時迄預かってくれる保育園より短いケースが多いようです。
18時又は18時30分までというケースが多い模様。今より、毎日30分早く帰ることは・・・・。難しい・・・。
入園前、卒園後は使えない(保育期間が短い)
ちなみに、入園予定の幼稚園では、4月7日からしか幼稚園利用ができません。4月1日~6日の間は、自力で何とかしないといけません。幼稚園によって異なるみたいなので、調べてみてください。
行事が多い
保育園より、行事が多いケースも・・・発表会や保護者間の交流も多い。共働き世帯にとっては苦痛です。
しば
預かり希望者が多いと抽選になる
うちの幼稚園だと、30人以上希望者が出た場合は、抽選です。これって死活問題じゃない??
幼稚園の預かり保育 メリット
とりあえず入園できる
あくまで、私が住んでいる自治体ですが、幼稚園は常時定員割れ状態です。いつでも入園できる状態です。
幼児教育が受けられる
保育所に比べて、幼稚園では幼児教育的な事も、やってくれます。逆に言うと、あんまり休むとカリキュラムについていけなくなる可能性も・・・。
2歳児・3歳児クラスへの保育所入園は非常に狭き門
2・3歳児クラスの入園は、基本的に募集していない
私の家の家族構成ですが、長女、次女、長男の3人の子供がおりまして、長女の時は、『育休は1年で4月には復帰しないといけない』をとなぜか思い込んでいて、2歳児クラスに入園させました。
ただ、長女は2月末に生まれたので、周りの子と体格差がありすぎて、保育所で噛みつかれた歯型をつけて、家に帰ってくるという事も時々ありました。
また、体も弱かったので、よく風邪ももらってきました。(最初の1カ月は半分も登園できず、このままでは私か妻がどちらかかが仕事辞めないといけないと、本気で悩みました)。
前置きが長くなりましたが、こういう経験をしているからこそ、2番目の娘については妻に約2年育休をとってもらい、保育園を探すことにしました。
2・3歳児クラスでの入園を検討している人ならご存じの方も多いと思うのですが、2歳児クラスというのは基本募集していません。(1歳でほぼ定員が埋まり、追加募集しない園が多いため)なので、保育所探しは、すごく難航しました。
保育園への入園は、早い者勝ちの世界で、育休期間は、権利としては自由に決められることになっていますが、スムーズに保育園の入園できるタイミングは、1歳児クラスという制約を受けます。
2 歳時と3歳児クラスへの入園を考えておられる方は気をつけてください。
しば
転園するお子さんが発生しそうかどうかは、すでに入園している子供もお母さんに聞くのが、一番確実です。
可能性がありそうなら、その保育園に入園申し込みを変更しましょう。
ちなみに、役所では確定した事しか教えてくれないので、転園しそうとかそういった類の情報は教えてくれません。
逆にいうと、そういうお母さん友達の生の情報は、オフィシャルな情報じゃないので、価値が非常に高いのです。言い方が悪いのですが、うまくいけば周りの人を出し抜くこともできます。
ちなみに、同じ年齢のクラスに申し込みが殺到した場合の入園ですが、私が住んでいる自治体では、その家庭の状況をポイント化し、優先順位が決定されます。一番ポイントが高いのが、一人親世帯になります。
ちなみにポイント数が同点の場合は、申し込みが早い者が優先になります。次女の場合は、定員に空きはなかったものの、別の保育園に転園する子がいたので、入園する事ができました。
この時も、し烈な入園の順位争いが発生したのですが、我が家では姉がすでに、保育園児であったため、ポイントに兄弟加算がされて、なんとか入ることができました。
途中、自治体の子育て部門の職員さんから、家から離れた保育所を薦められるなど、横槍も入りましたが、結果的には何とか自宅近くの保育所に入園できました。
ただし、姉妹が同じ園に入園できなかったため、送迎の負担が2倍、行事の負担が2倍で当時、うつ病の一番つらい時期であった私は、体がしびれて送迎できないなど、本当に大変だったことを覚えています。
余談ですが、保育所のお迎えのデッドラインは19時です。遅れると、普通に嫌な顔をされます・・・。
正社員をしている人なら誰でも分かると思いますが、毎日19時に自宅に帰ってこられるような、職場はあまりないと思います。私も妻も、このお迎えの部分については、毎日が戦で、どうしても無理な場合は、祖父母の力を借りてなんとかしていました。