男性管理職で育休取得は難しい??結局は職場環境に依存します、どうすれば取得率があがるか考察してみた。

ikuji

令和2年現在のお話

皆さんの周りには、男性で育児休暇を取得している人はいますか?政府は「2020年までに13%」を目標に掲げていたが、実際には2020年時点で、7.38%の取得率しかありません(ちなみに、女性は83%)。体感的には、結構多いなという気がします。

今回は、男性の育休をテーマにしたいと思います。

 

ikukyuu

引用:ハフポスト日本版作成(ハフポスト日本版)

男性の育休取得の現状(私の会社の場合)

あなたの職場の周りに育休の男性いますか?私の会社でもチラホラ育休を取っている男性が出てきました。その人の人生という視点からみると、めちゃいいことだと思います。ただ、取得しても1ヶ月だけとか比較的短気な事例がほとんどです。というか、短期の事例しかないです。

 

率にすると大体20人に1人くらいでしょうか・・・約5%ということで、全国取得率と大体同程度になっています。

 

私も管理職として、男性の育休希望者には、本来であれば両手を上げて、応援してあげる環境が望ましいですが、私の会社では、そこには至っていません。

 

理由は、男性の育休は女性の育休と比べ、周りへの負担が大きく、そしてそれを本人が気にしている事。御幣がないように言うと、男性の方が女性より、多いなプロジェクトを担っているとか、優秀であるとかそういう意味ではないです。

要するに、男性の方が、周囲の受け入れる環境(心構えも、バックアップ体制も)ができていないという事です。

私にも、2歳の息子がいますが立場上育休なんて絶対言えません。上の2人の娘の時も、もう少し触れ合う時間が欲しいなぁとは、思いましたが、会社自体がそういう雰囲気ではありませんでした。

MEMO
男性が育児休暇を取得する、第一関門は、休暇取得を言い出しにくい雰囲気をどう乗り越えるか?ここで、諦めてしまう人が多い。

男性の育休取得環境

日本人は、察する文化です。先ほども述べましたが男性は、「育休をとりたいなぁ」と思い描いたとしても、取得した場合の仕事のしわ寄せが同僚にいくため、空気を読んで断念する人が多いのが事実です。

 

女性の場合、育児で休むということは、会社という組織では、あらかじめ織り込み済みであることに加え、家庭生活に絶対に不可欠であるため、周りの理解も得られやすいのです。(というか取得して当たり前という風潮があります。)

 

男性が仮に育児休暇を取得する場合は、こうはならず「えっ、なんで?奥さん体調悪いの?」みたいな反応が、まず最初にきます。要するに、「乳児を育てるという行為に対して、大人2人も必要ないだろう」という考え方が大勢を占めるため、必要不可欠な行動として認知されないのです。

 

この考え方が、社会全体の根底にある限り、決して男性の育休の取得率が上がることはないでしょう。議論が少し、飛躍してしまいますが、結婚と新婚旅行は、基本的にはセットで、人生を豊かにするための必要不可欠な休暇である認識されています。男性の育休も同じで、配偶者の出産とセットで、人生を豊かにするための休暇であると、認識される必要があります。端的に言えば、文化を変えていないないとダメでしょう。

 

現状の、職場の受け止め方としては、「男性も育休取得は可能だ、それは権利だから理解はしている。でも生活するうえで、不可欠な休暇じゃないだろ。だから、取得するなら、義務(育休期間中の仕事の目処を100%立ててから)をきっちり果たしてから取得してね」といった感じでしょうか・・・。

当然、育休期間中の仕事の目処を完璧に立てるなんてできません。このままだと、責任感が強く組織にとっても本当に大切にすべき人材が育休を取れないという環境になっていきそうで怖いです。

 

しば

 男性の育休も同じで、配偶者の出産とセットで、人生を豊かにするための休暇であると、認識される必要がある。

 

新婚旅行と同じレベルで社会から認知されるべきやし、されないと取得率はアップしない!!

私の会社の制度

私の会社では、女性の場合は妊娠が判明した時点で、本人の意向を確認したうえで、職場の主要なプロジェクトからは外されます。この場合、そのプロジェクトは、後任の正社員にきっちりと引継ぎななされて、円滑に業務が進むよう体制が組まれています。

 

結果、女性が産休と育休に入る場合は、タイミングでは、別の正職員がプロジェクトを回せる状態になっています。人員が加配され、職場への影響が小さいくなるよう制度が構築されています。

 

一方の男性は、育休での長期休暇が想定されておらず、欠員にはアルバイトを持って穴埋めが行われます。引継ぎも、別の業務を持っている同僚に実施する羽目になります。これは、中々心理的にツライです。特に引き継ぐ同僚が、現状の仕事で手一杯な場合は、後ろめたさと罪悪感しか覚えません。

 

取得者本人も職場も、不満でモヤモヤした気持ちを抱えた形になります。

 

男性が育休取る時も、周りに気兼ねなく取れるような、環境整備が不可欠でしょう。このままでは絵に書いた餅でしょうね。

私の社内でも、激務の部署とそうでもない部署でも取得率は異なりますし、管理職未満と管理職でも取得率は異なります。社会全体でみると、大企業より中小机上の取得率は低いです。冒頭で7.48%と示しましたが、中小企業に限定すると5%代になると事です。

忙しい部署で頑張って仕事して、昇進したら育休取得が絶望的とは、あんまりだとは思いませんか?

どうすれば取得率があがるか

男性の育休が、家庭生活に不可欠であると、認知されて且つ会社のフォロー体制が整って始めて、取得率動向の議論が出てくると考えます。

 

法改正がなされ、強制力が発揮されない限り、男管理職が気兼ねなく育休を取得できるような社会は、まだ当分先のような気がします。と思ったら、2020.10.28現在、義務化の方向で動きがあるとの事。朗報です!!

 

男性育休について、本格的な議論が始まっている。

5月に閣議決定された「少子化社会対策大綱」では、2030年までに男性の育休取得率30%を政府目標に掲げ、政府の全世代型社会保障検討会議や厚生労働省の労働政策審議会などで枠組みなどについて議論している。

年内に最終報告を取りまとめ、早ければ2021年の通常国会で育児・介護休業法の改正案として提案される予定

引用元  ハフポスト日本版 2020/10/28

 

しば

女性社員の妊娠有無は、ほとんど100%の管理職が気を配り、業務的な配慮をします。一方で、男性社員の配偶者が妊娠した場合は、ほとんどの管理職が気を配りません「おめでとう」と言って終わりです。ここら辺の気構えから、変わっていかないとダメやろなぁ・・・

 

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