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子育てによるライフスタイルの変化 とにかく時間がない
結婚して子供が生まれると、家庭生活の中に子育てが入ってきます。
子育ては、時間的な優先度が高くて、手間もかかります。例えるなら、いくらでも時間を飲み込んでしまうブラックホールのようなもので、小学生未満のお子さんをお持ちの家庭では、趣味の時間とかのんびり休日を過ごすとか、そういった自分の為の時間はほぼ死滅してしまいます。(小学校に入学すると、ちょっとだけ時間ができるようになるのでご安心を。)
共働きの場合、時間的に余裕がなくなることに加えて、保育所の送迎に合わせて、仕事と向き合わなければなりません。
まぁ、簡単にいうと、頭とお尻の時間が決まった中で、今までと同じクオリティの仕事をしないといけないという事です。(さらに言えば、持ち帰りの仕事も出来なくなります。育児があるので・・・)
子育て世帯だからと言って、業務負担が見直されることは、ほぼありませんし、何なら中堅どころとして、新しいプロジェクトを任されるなんてことも、多々あります。
急なトラブルで夜間に会社に呼び出されようものなら、妻(夫)にその負担が直接いってしまいます。
人によっては、これは一大変革を求められる大ピンチです。時間的制約という、最強の負荷がかかった状況で仕事をするわけで、何か工夫をしないと、自分がつぶされてしまいます。
これまで、自分が身に付けてきた仕事との付き合い方、大げさに言えば流儀を、無理やり外圧によって見直さなければならない、状況に追い詰められるわけです。
捉え方によっては、時間的な制約の中で仕事を乗り越えていく習慣が身に付けば、短い時間で質の高い仕事ができるようになる素晴らしい機会とすることもできます。
ちょっとした工夫や、朝一から集中力を100%に持っていくことで、時間内に何が何でも仕事を終わらせるという習慣を身に付けることもできます。
今回は、時間的制約のなる中での仕事のやり方、コツみないな事をお伝えしたいと思います。
自分の時間を確保したい人や子育て中心の生活を送っている人は、この仕事のやり方・マインドにシフトしておくことをおススメします。反面教師手してのアドバイスとして聞いてもらえると嬉しいです。
しば
ちょっとぼやき
少子高齢化が進んで、働き手がどんどん減っていく。
これまで、出産を機に退職して主婦をしていた女性に、育児をしながらもう一度、就労してもらい日本全体としての労働力を維持する。
国の施策として、現状の労働力を維持するために、子育て世帯を支援するという方針が打ち出されていますが、あまり実感できません。
とりあえず、もうちょっと保育所使いやすくしてくれよ・・・。保育所が足りないよ。うちの子入れないよ・・・。
何で、保育時間は、9時から19時迄の一択やねん。何で、近くの保育所に入れないのか?
国会議員達よ、君たちの仕事は19時までに、常に終われるのかい??日曜日の出勤はないのかい??毎日の送迎で、仕事の時間が削られた場合、仕事の質に支障でないのかい??
時間的な制約がある中でどんな能力が産まれたか?業務効率を高めるポイント
時間的制約がある中で、仕事においても成果を出すことは、容易な事ではありません。でも、以下のポイントに注意すれば、圧倒的に業務時間を圧縮できるようになります。試してみてね。
朝一からベストなコンディションで仕事をする
朝が弱くて、エンジンがかからない・・・。昼過ぎからようやく、自分の100%の力が発揮できる・・・。
これはダメです、最悪です。というか、以前の私自身です、お恥ずかしい。これで何とかなってたんだから、ある意味スゴイかも??
出勤前に体を動かすことで、この問題は解消できました。(徒歩通勤を取り入れるだけでもいいと思います。)
自分のスイッチを入れる習慣をつくる(儀式みたいなもの)ことも大事です。私の場合、出勤後の朝一のコーヒーが戦闘開始のスイッチになっています。
朝の時間(午前中)に頭を使う仕事をする
朝一は、脳がフレッシュな時間で一番業務効率の高まる時間帯です。ゴールデンタイムと呼ばれており、夕方の2倍以上の業務処理能力があります。
管理職なので、部下の相談に振り回されることもありますが、朝は、できるだけ自分の仕事で頭を使う作業(文書を書くとか工程を作成するとか)に充てるようにしています。
自分の時間をどうデザインするのか、ここら辺の意識が大切です。
スケジュールを綿密に作成する
ここでいう、スケジュールとは、手帳に書いている予定の羅列のことではありません。どちらかというと、やる事リストです。1日単位で何をするか?1週間単位で何をするか?1カ月単位で何をするかをまとめたto doリストの事です。
自分専用のto doリストを作成する事で、日中に、やることを探すという無駄な時間を減らすことができます。
部下に振れる仕事は振ります
部下の成長のためにも、振れる仕事はどんどん振っていきます。仕事の質は・・・やっぱり少しだけ落ちたかも。部下の成果物があまりに酷い場合は、ケアしないといけないので、結局、自分でやる以上の時間がかかる可能性も・・・。
根気よくやる。そういう意識も必要です。
しば
やっぱり、独身時代の自分と比較すると、今は圧倒的に時間的あたりの生産力が違います。ダラダラしません。私の場合は、急いで帰るという必要性に迫られてようやく、上記の事ができるようになりましたが、もっと若手の内から実践できていればなぁと今少し思います。
時間的な制約は、自分で疑似的に作り出すことも可能だと思います。一度試してみてはいかがでしょうか?