昇進・昇格試験対策 | キャリアと連動した「強み」を自己分析する方法

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この記事でわかること
  • キャリアの振り返り方法
  • キャリアと紐づいた自己の強み分析方法
  • 顕在的資質(強み)と潜在的資質(強み)の分析方法

昇進・昇格試験で実施される小論文や面接では、「あなたは、自身の強みを生かして、組織にどう貢献するつもりなのか?」と言った質問が繰り返し問われることになります。

そのため、昇進・昇格試験試験を受けるのであれば、自分自身のキャリアの棚卸しと、強み・弱みの分析がは必須です。

志望動機を書く前に、まずは自分は何が得意で何が苦手なのか、客観的に自己分析しておく必要があるのです。

この「強み=資質」には顕在的なもの(自分が気づいていること)と、潜在的なもの(自分は気づいていないが他人がそう思っている)2つがあるのですが、社会人になると忙しすぎて、自分の資質に向きあうだけの余裕がある人は、ほとんどいません。

しば

私自身も、昇進試験受験時点では自分の強みを把握しておらず、面接試験や小論文の試験対策の中で、必要に迫られて把握していったという感じです。

振り返ってみると最初からしっかり時間をとって自己分析しておくほうが、試験対策は圧倒的にスムーズであったと思います。

今回は、自己のキャリアを振り返りながら、顕在的な強み弱みを分析する方法と、ツールを使って潜在的な資質を把握する方法をご紹介します。

その他、昇進試験について何をどう勉強すればよいか不安な方、志望動機や他テーマの小論文の作成について学びたい方は、こちらからどうぞ。

参考記事【完全攻略】昇進・昇格試験って何をすればいいの?合格までのロードマップとは

顕在的資質分析 | 自己キャリアのたな卸しによる強みの分析

たな卸し

自己キャリア振り返りのキーポイント

自己キャリアを振り返るにあたって、キーポイントとなるのは、以下の3点です。

キャリア振り返りの切り口
  1. 所属していた部署
  2. これまで経験してきた職位
  3. 経験してきた業務(プロジェクト)

特に、業務の中で果たした役割(何をしたのか)や経験から得たもの(スキルや自身のマインドの変化)があれば、必ず書き出しましょう。

「強み=資質」は、経験とともにバージョンアップしていきます。定期的に振り返る機会を設けることをおススメします。

しば

過去に私が書き出した参考例はこんな感じ。
年齢/職位  部署 携わった業務/ 得たスキル
23~27歳/係員 総務部門 社内のISO14001認証取得に従事。
エコオフィスの取組、各部局が所管する業務の手順化・フローの整理。
環境関連の法令について知識
PDCAサイクルの運用
28~31歳/主任 情報部門 社内の基幹システム(グループウェアシステム、ペーパーレスシステム)の導入と運用に従事。
各部署の要望をヒアリングして、利害調整をおこなった。
相手のニーズを探る力、折衝を円滑に進める調整能力を身に付ける。
プロジェクトの進め方
スケジュール管理について学ぶ。
32~38歳/係長 調達部門 部署のリスクマネジメントを担当。
担当当時、災害により、工場の生産ラインに問題が発生。
社の対策本部で復旧に従事。
復旧業務計画の策定
災害対応を実地で体験する

面接や小論文では、自己のキャリアと紐づけて何ができるのか、そして会社にどう貢献できるのかをアピールしましょう。

潜在的資質分析 | ツールによる強みの分析

冒頭にも書きましたが、自分の強み(資質)を、客観的に100%把握できているような人はいません。

あなたにとっては、当たり前のこと・価値がないと思っていることが、実は他人にとっては「あなたの強み」であると評価されていることが少なくありません。

しば

例えば、口下手だと本人は思い込んでいるけど、周囲は説明が端的で分かりやすいと評価しているような場合です。

この主観のゆがみに自力で気づくことは、まず不可能です。歪んでいることにすら気づかないからです。

自身が認識していない潜在的な資質(強み)を把握するには、自己分析ツール(WEBテスト)を活用する方法が確実でおススメです。

各ツールの比較

提供会社 料金・登録 結果レポートの質 設問数 テスト所要時間 リンク先
ストレングスファインダー ギャラップ社 2,300円

登録要

10点

A4で8ページ

177問 約40分 ストレングスファインダー
16Personalities NERIS Analytics Limited 無料

登録不要

6点

A4で1ページ

60問 約10分 16Personalities
エニアグラム 日本エニアグラム学会 無料

登録不要

5点

A4で5分の1ページ

90問 約10分 日本エニアグラム学会
グッドポイント診断 リクルート 無料

登録要

8点

A4で2ページ

300問 約30分 リクナビNEXT
ミイダス パーソナリティ診断 パーソルキャリア(doda) 無料

登録要

7点

A4で1.5ページ

128問 約15分 ミイダス

有料の自己分析ツール ストレングスファインダー

書籍 ストレングス・ファインダー2.0やストレングス・リーダーシップを購入すると巻末に、シリアルナンバーが書いてあり、それ使ってWEB上で、診断テストを受けることができます(177個の質問に答える。40分くらいかかるので要注意)。

テストの結果で自分の持っている資質の内、上位5個が判断されます。(34個の資質から上位5個が示される)

開発したのは、米国ギャラップ社で公式サイト(外部リンク)によると

  • 2018年現在で2,300万人の方々がこのテストを実施
  • フォーチュン500社の90%以上が、ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を活用し、強みに基づく人材開発を行っている

巷で流行している、占いもどきの自己分析ツールとは異なり、ちゃんとビジネス界で実績を出している、世界的にみても信憑性が高いテストツールだと言えます。



詳細内容を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください

無料・要登録の自己診断ツール2

自己分析にお金を払ることに抵抗がある方は、無料でストレングスファインダーに近い分析結果が得られる『グッドポイント診断』と『ミイダス』をご紹介します

参考記事 無料でストレングスファインダー(クリフトンストレングス)|自己分析アプリ2つを紹介 | しばblog (sibainu1116.com)

✅グッドポイント診断

「グッドポイント診断」では、テスト受験者の思考を分析する質問を通じて、18種類の強みのうち5つを診断。

グッドポイント診断はコチラ

診断結果は冒頭述べた8568通りあり、あなたの個性をつかむことができます。すでに自分でも分かっていた顕在的な資質=強みもあれば、潜在的な資質=強みもあるハズです。

テスト結果ですが、私の場合こんな感じになりました参考まで。

自分の資質を知るには、充分ですが、ここから自己を高める行動レベルに落とし込むのは、難しいと思われます。

しば

資質の分析に、自己改善の行動指針まで求めるのであれば、ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)一択です。

test1

ユーザーの感想

✅ミイダス

パーソルキャリア(doda)が運営しているミイダス上で、診断してもらえるパーソナリティ診断です。

ミイダスはコチラ

質問数約128、診断結果448通りグッドポイント診断に比べると、質問数・診断結果ともに若干見劣りしますが、サクッと分析したい方におススメです。

「生まれ持った個性タイプ」と、それを活用するための「今のコンディション」の2つを明確に分け、分析結果として出してくれます。

しば

今のコンディションを出してくれるパターンは非常に珍しいですね。

テスト結果ですが、こんな感じになりました参考まで。自分の資質を知るには、ちょっと分析が不足しているかな?自身の側面の一つとして捉えてはいかかでしょうか?

テスト結果① テスト結果②

ユーザーの感想

無料・登録不要の自己診断ツール2

個人情報を登録するのことに抵抗がある方は、登録不要の自己診断ツールもあるので、そちらを利用することも可能です。

但し、診断結果の精度はアバウトなので、傾向をつかむものと割り切って使ってください。

参考記事【無料・登録不要】でストレングスファインダー|類似ツール2選 | しばblog (sibainu1116.com)

✅16Personalities

16personalitiesは、「ユング心理学」・「MBTI性格検査」の二つがベースとなっています。

ユングの心理学とは、「深層心理学」の一種に分類されるもので、「人間の心の働きは意識のコントロールや認識を超えた“無意識”の働きが大きな位置を占める」という考え方に基づく心理学。

現在でも、心理療法の現場でその理論は活用されています。

全世界で3億回以上の利用されたテストです。

3億回のデータと比較して、提供されるテスト結果なので、信憑性は高いと考えて、問題ないでしょう。

手順1
サイトにアクセス
手順2
テストに回答

12分くらいで終えるのが理想らしい・・・。全部で60問で、質問内容は平易なものばかりなのでサクッと終わるはずです。

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手順3
テスト結果を確認

テスト結果を確認。後述しますが、詳細なレポートが英語版しか見れない・・・。

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✅エニアグラム

エニアグラムは9つのタイプ別に個人の性格を診断するシステムで、己を知り、他者理解を促すツールとして活用されています。

エニアグラムの性格論は、1960年代に作られたもので、1970年代からアメリカで精神医学や心理学の研究者が注目し、研究を重ね、理論を発展させ続けているもので、新しい人間学、心理学として世界各国に広がっています。

トヨタやソニー、サイバーエージェントといった大企業でも取り入れられています。

何回でも、登録不要で受験できます。

 

手順1
サイトにアクセス

90問回答式チェック | 日本エニアグラム学会 (enneagram.ne.jp)

にアクセスし、該当する部分をチェック。

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手順2
テストに回答⇒診断するをクリック

全部で90問で、質問内容は平易なものばかりなのでサクッと終わるはずです。所要時間約10分。

診断するをクリック。

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手順3
テスト結果を確認

テスト結果を確認。星印の多い、タイプをクリックして確認。

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今回はタイプ1と4を中心に見ていきます。

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自己分析後に、面接の想定QAに昇華しておく

志望動機を書く前に、まずは自分は何が得意で何が苦手なのか、客観的に自己分析する方法について解説しました。

自己分析しただけでは、昇進・昇格試験対策には活用できないので、自分の強みを、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。

面接試験のQAに落とし込むと、こんな感じになります(もう少し、具体的なエピソードを盛り込んだほうが良いですが、参考にはなるかと)。


あなたの強みは?

これまで従事してきた業務を振り返ってみると、前例踏襲ではない事業を任せていただく機会がとても多かったように思います。
何事も、まず自分の頭で考え理解し、大まかなスケジュールを作成し、そこから逆算して行動に移すことが身についたと思っています。こういった方法論を、管理職になればチーム全体に浸透させることができると考えています。

 

あなたの弱みは?

人を褒めることが、あまり上手ではないと思います。これは、その人の良さや強みは見えているのですが、口に出すという行為に照れているからだと思います。今後、克服していきたいと思います。

参考記事 【厳選Q&A 23問】昇進試験・昇格試験 面接試験回答例 | しばblog (sibainu1116.com)


学校のテストとは異なり、昇進・昇格試験は、その勉強方法や手順を誰も教えてくれません。

職場の親切な上司や先輩に聞けば、ふわっとしたアドバイスをくれると思いますが、注意してください。

その方法は、その上司や先輩が『たまたまうまくいった方法』に過ぎません。鵜呑みにすると、失敗します。

少なくとも、タイムロスをすることになります。

多くの人は、昇格試験・昇進試験に合格するための学習プランをメソッド(手順)として確立できるほど、多くの受験経験は有していません。

加えて、受験者である『あなた』と『その上司・先輩』は、経験もスキルも違うので、同じ学習計画をたてても、結局、うまくいきません。

しば

過去の私も含めて、昇進試験にパスしたほとんどの人は、直感的に必要だと思う箇所を学習し、たまたま合格したというというのが真実です。

だから、先輩や上司に勉強法を聞いても無駄です。

上司・先輩の手法が、合格に導いてくれる保証はありません、根拠がなく再現性がないからです。

合格するために必要なのは、『合格までのロードマップ』には、何があって、自分が何を対策しなければならないかを、把握することです。

昇格・昇進試験に、志望動機の提出や筆記試験(択一式)、面接なども課されていて、何をやったら良いか、よくわからないという方向けに昇進・昇格試験全体のロードマップに関する記事も用意しています。

ご参考にしていただければ。

参考記事【完全攻略】昇進・昇格試験って何をすればいいの?合格までのロードマップとは

参考記事【昇進・昇格試験】小論文完全対策まとめ 合格までのロードマップ

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