【厳選Q&A 23問】昇進試験・昇格試験 面接試験回答例

面接

昇進の面接試験は、想像以上に緊張します。

たとえ、面接官が顔見知りであっても、事前に準備をどれほどしていても、自分の将来が掛かった局面で緊張しない人などいないでしょう。

しば

うつ病から復活して、社内で38歳最年少で管理職に昇進した「しば」と申します。

私の場合は、役員クラス方3人が面接官でしたが、緊張して頭が真っ白になり、ちぐはぐな答えしかできませんでした。

事前に想定質問と回答集(Q&A)を作成していたにもかかわらずです。

面接試験を受けるにあたって、大切なことは『厳選された自分だけのQ&A』を作成し、プレッシャーのかかった場面でもスラスラ言えるように『完璧に暗記』することが大切であると痛感しました。

管理職試験の面接で聞かれる質問は、あなたが組織の目標達成に本当に寄与できるのか?という観点からおこなわれるので、ほぼ決まっています。

なので、完璧な想定問答集ができれば、恐れることはありません。

面接試験 成功のカギ

質問されるポイントは決まっている。『厳選された自分だけのQ&A』を『完璧に暗記』する。中途半端な暗記は言葉を詰まらせるだけなので逆効果。

今回は、志望動機に引き続き、面接の回答例を紹介してきたいと思います。実際に、皆さんが従事している仕事と照らし合わせて、カスタマイズしてもらえたら幸いです。

なお、昇進試験は最短距離を最速で突破するべき試験です、時間をかければ、かけるほど得点が上昇するような類の試験ではありません。

もし、あなたが何から手を付けるべきか、迷っているなら、まずは、するべきことの全体像を把握する必要があります。以下にまとめたので、是非参考にしてください。

参考記事【完全攻略】昇進・昇格試験って何をすればいいの?合格までのロードマップとは

【厳選Q&A 23問】昇進試験・昇格試験 面接試験回答例

参考例です。ご自身用のQ&Aを作成するときの検討材料にしてください。

前提知識

わが社の今後の方針について

(各自の会社の経営計画から回答案を作成してください。)

 

あなたの部署は、社の方針にどういった部分で寄与するのか?

(各自の部署の運営方針や目標数値から回答案を作成してください。)

 

管理職とは、何をすべきか?

「管理職とは何か?」は面接で最も質問される問です。手を変え品を変え、繰り返し聞かれることもあります。

どんなに面接対策に割く時間がなくても、「管理職の仕事とは何か?」という根本的な部分を理解し、自分の言葉で語れるレベルにまで到達しておく必要があります。

しば

管理職の仕事が何なのかを全く理解していないような人間が、管理職に昇進することはありません。

あなたの会社の就業規則等に管理職の権限が定義されているハズです。

まずはそれを一読しましょう。

色々と抽象的に書いてあると思いますが、管理職の役割の本質は「チームを使って成果を出す」の一点に集約されます。

マネジメントも、利害調整能力も、人材育成も「他人を使って成果を出す」ためにやっているにすぎません。

上記の本質を理解したうえで、管理職の仕事が何のなのか?良書を読んで、現場での役割を理解していきましょう。

以下の関連記事で、私が管理職をする中で、たくさんの気づきを与えてくれた本とその要点を紹介しています。

志望動機同様、面接でも、経営側の立場で物事が考えられるかが見られます。自分の目線を上げるためにも、管理職の仕事とは何かをしっかりと掴んでおく必要があります。

関連記事【1年目の新米管理職・課長向け】マネジメント本 ランキング|知識で経験不足を補おう

 

係長と管理職の違いは何か?

係長は、自身が成果を出す。管理職はチームを使って成果を出すことだと考えます。そのため、管理職にはリーダーシップやマネジメントの力が求められていると考えます。

円滑なマネジメントのために管理職は何をすべきか?

マネジメントとは、チームを使って成果を出す事だと認識しています。その為に部下の目標の設定、スケジュールの共有、適切な助言などが管理職には求められていると考えます。

 

リーダーシップをどう捉えているのか?どうやって発揮するのか?

私は、リーダーシップとは、既存のやり方を0ベースで再構築し、よりよい成果生み出す力だと認識しています。部下にスケジュールと具体的な手順を示し、適切なタイミングでアドバイスをおくり、時には率先して業務を進めることでリーダーシップを発揮できるものと考えています。

なぜ管理職になりたいのか?自身の資質について

管理職になりたい動機は?

これまで学んだこと、例えばサプライチェーンが途絶えた際の対応経験を生かし、より高い職位で、社のリスクマネジメントに取り組みたいと考えたため。

※この質問については、もう少し、自分の熱意をPRした方がいいでしょう。志望動機や自分がなぜ管理職になりたいかを整理しておきましょう。

参考記事【例文つき昇進試験対策】管理職に昇進したい理由の整理方法 簡単2ステップ

 

管理職に必要な力は何だと思いますか?

チーム全体をうまく機能させ、成果をあげることが管理職の仕事だと考えています。チームメンバーが100%の力を発揮し、円滑に仕事を進められるよう、サポートに注力する必要があると考えます。
そのため、知識や経験に基づくアドバイス力と調整能力。特に、管理職の職責がなければできない、利害関係者との折衝を円滑に進める力がもっとも重要であると考えています。

 

あなたにその力はありますか?

調整能力は、利害関係者との調整をどれくらい経験してきたのか、経験によってのみ身に付くものであると認識しています。私の部署が担う、●●●プロジェクトの推進には社内外の関係者との協力が不可欠です。私はこれまで、業務調整の中で合意点を見出してきた経験があります。

 

仕事を実施するうえで、大切にしていることは何ですか?

情報の共有を大切にしています。小さな会議や打ち合わせでも必ず記録を作成して参加者等に確認してもらうことにしています。共有することで議論を巻き戻しさせない。このことを一番大切にしています。

 

あなたの強みは?

これまで従事してきた業務を振り返ってみると、前例踏襲ではない事業を任せていただく機会がとても多かったように思います。
何事も、まず自分の頭で考え理解し、大まかなスケジュールを作成し、そこから逆算して行動に移すことが身についたと思っています。こういった方法論を、管理職になればチーム全体に浸透させることができると考えています。

 

あなたの弱みは?

人を褒めることが、あまり上手ではないと思います。これは、その人の良さや強みは見えているのですが、口に出すという行為に照れているからだと思います。今後、克服していきたいと思います。

 

職場の課題について

あなたの職場の課題は何ですか?

(できれば具体的な事業に関する課題の回答例を作成しておくべき。難しければ、人材育成はどの会社でも課題なので、そこら辺の課題が良いかと)

 

若手社員が、ベテラン社員からのパワハラを訴えてきたらどうするか?

若手社員とベテラン社員の間でパワハラが発生する場合、指示伝達の中で、若手社員社員から見ればアウトであっても、先輩社員から見ればセーフという、言葉に対する認識の違いがあると考えます。
パワハラの問題は、世代間で社会常識がズレていることが、その根底にあるのではないでしょうか。
例えば、私が若手社員の時は、ミスをすれば厳しい言葉で、上司・先輩に叱責されましたが、違和感なく受け止めてきました。
しかし、これは今現在の社会常識では許されないことです。当事者である先輩社員に、社会常識と価値観のギャップを説明し、相手の価値観にも敬意を払うことを必要性を伝え、解消を図ります。

 

 若手社員とベテラン社員が対立していたら、どう対応しますか

単なる感情的なもつれなのか、仕事の進め方に関する認識の違いなのか、原因によって求められる対応が異なるため、まず、対立した理由を双方から別室でヒアリングし確認します。
対立している状態とは、端的に言ってしまえば、双方に意見や言い分があって、折り合いがついていない状況です。
対立状況が長引けば、問題の本質がどんどん外れていってしまい、2人の間にわだかまりができてしまうため、自分の裁量で正しいと思われる結論を出し、双方に伝え、解消を図ります。

 

チーム内での円滑なコミュニケーションには、何が必要か?そのメリットは?

部下が委縮しない環境。言いたいことを言える環境が必要だと考えます。1人1人のメンバーが自分の意見を、自分が思った時に、発言できる状態が理想です。そのためにも、管理職が率先して話を聞くことが大切だと考えます。
円滑なコミュニケーションが担保されれば、ちょっとした打ち合わせから、いろんなアイディアがでてきやすくなり、チーム力が高まると考えます。

 

部下が 「異動したい」と言ってきたら、どう対応するのか

自分のキャリアや会社への貢献など、前向きな異動希望であれば、後押しします。逆に業務内容や人間関係などトラブルから逃げたいといった、後ろ向きな異動希望であれば、認めません。
次の部局に言っても、同じような理由で、部署を転々とすることになるからです。本人から詳細をヒアリングし、ネガティブな要素をどうすれば解消できるか、その解決に力を貸せるよう尽力します。

 

管理職になって何ができるのか?

課職場の環境を良くするために、ワークライフバランスの観点から何が必要ですか?

業務の平準化が必要ではないかと考えます。
たとえば、今は業務のスケジュールだけが共有化されていますが、個々の業務がいつ忙しいか、繁忙期を追記することで、必要な時に必要な人員が割けるような体制の構築につながるのではないかと考えます。

 

係長でもできるのでは?

先ほど述べた業務の平準化は、業務数が多ければ多いほど、関与する人間が多ければ多いほど、達成しやすいと考えています。
係長では、自身が担当する業務や係の範囲以上に広げていくことは難しいと考えます。

 

人材育成には何が必要か?

成長するには、チャレンジする機会が必要です。悩みながらも自分の頭で考え抜く経験が、能力を高めるためには不可欠です。
チーム全体で成果を出すことをだけを考えると、出来る人に難しい業務を、出来ない人には、単純な業務を渡すという役割分担がベストだと思いますが、これだと特定の人しか成長しません。
フォロー体制整えた上で、メンバーの能力を超えるような業務を割り振ることも、時には必要であると考えます。

 

部下を指導する際に大切なことは何か?

求める基準を明確にする。言語化することを大切にしたいと考えています。基準が不明瞭な指示や指導は、双方が混乱する結果を招ので、目標・スケジュール・利用できるリソースを、事前にきちんと示したうえで、仕事に取り組んでもらえるようにしたいと考えます。

 

管理職の意思決定に必要なことは何か?

判断基準がブレないことだと考えます。極端な話ですが、同じ話をして昨日、指摘はなかったのに、今日は指摘されたとなれば、指摘された側は不信感を抱くことになると思います。仮に基準を変更する場合は、関係する全員に伝えた上で変更する必要があると考えます。

時事・教養について

SDGsとは何か?

持続可能な開発目標(SDG Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で示された国際目標。
17のゴール・169のターゲットから構成され、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す。地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことが宣言されています。

しば

SDGsをテーマとした面接対策について、よくご質問いただくので特化した記事を作成しました。参考にしてください。

参考記事昇進・昇格試験|面接回答例 厳選Q&A8問【SDGs編】

 

我が社で、積極的にSDGsに取り組んでいくためには、何から進めていけばよいと考えるか?

私が、考える取り組み手順は、

step1
SDGsを理解する
第一ステップは、社員教育を通じて、 SDGs に関し十分に知識を有している人材を増やす。
step2
既存事業をSDGの観点から評価
既存事業をSDGsの視点から改善する余地があるのかを分析・評価する。
step3
新規事業の意思決定プロセスにSDGs視点の反映
新規事業の実施決定の判断基準の1つにSDGsへの貢献の視点を入れる。
step4
アクションプランを策定する
企業内のすべての活動に、持続可能な開発目標を組み込む 。アクションプランを策定する。
step5
フィードバックする
アクションプランの進捗状況を把握し、フィードバックする。
これらの取り組みを通じて、SDGsの浸透を図ることができると考える。

面接官に好印象を与える志望動機について

志望動機は、面接時に試験官が熟読し、その内容に沿った質問をするケースが多いため、自分がどのようなスキルを持っているのか、管理職に昇進すれば、どのような成果が生み出せるのかを記入して、他の志望者と差別化する事が大切です。

採点する側(経営層)の記憶に残らないと、昇進できません。

もし、志望動機に悩んでいる方がおられるなら、コチラの記事を参考にしてくださいね。

関連記事【例文つき】管理職への昇進試験|志望動機・自己PRの書き方

関連記事【例文あり】管理職への昇進試験 ビジョンレポート・抱負・自己PRの書き方

面接試験の入退室マナー・作法も押さえておこう

面接試験には、お作法があります。

ノックして、失礼します、ドアを閉めてから一礼・・・とった例のあれです。

面接当日に緊張して、頭が真っ白になっても、体が動くように、実際に何度か体を動かして練習しておくことをおススメします。

今回は、昇進試験を受けるような大の大人が、今さら聞けない面接試験のお作法を、さらっと解説しているので、是非参考にしてください。

関連記事【昇進・昇格試験対策】面接の入退室マナー・作法を解説。何回ノック?どこで一礼?

面接の質を高めるには模擬面接が必要。1人でやる方法

昇進試験における面接で、模擬面接は重要です。

可能であれば、第3者にしてもらい、率直な意見をもらうべきです。

ちなみに、私も昇進試験に臨むにあたって、職場の上司達に模擬面接をしてもらいました。

自分では、結構いけてると思っていたのですが、当時の上司達には『うーん、えぇねんけど、姿勢が悪い、早口で聞き取りづらい、そんでなぜか、回答が棒読みで考えてないのがバレるで(笑)等々』等々シッカリ指摘していただきました。

但し、面倒見のよい職場の上司達がいるとは限りませんし、仮にサポートしてもらうにしろ何回も模擬面接をお願いすることはできません。

結局、面接の質を高める為には、自分1人、声を出しながら、もくもくと模擬面接をすること形になります。

実際のやり方を記事にまとめたので参考にしていただければ。

参考記事【昇進・昇格試験対策】1人でもできる模擬面接のやり方

小論文対策と解答例文について

管理職の昇進試験で課されるのは、志望動機、面接、小論文この3つの組み合わせが一番多いようです。

管理職の昇進試験は、限りあるポストを誰に割り当てるかを決めるための試験です。絶対評価ではなく相対評価で「昇進するorしない」が決まります。

昇進試験のこの本質を考えると、特定の人間が有利になるようなテーマは設定されることはなく、小論文や面接で問われるテーマは、『志望者を一律の基準で評価ができるようなもの』が設定されやすいという答えにたどり着きます。

重要なことなので、繰り返し書きますが、面接や小論文では、誰かが有利・不利になるようなテーマではなく、どんな部署にも当てはまるような、普遍的なテーマしか出てこないため、事前に準備することが可能なのです。

別記事で小論文の頻出テーマと回答例を作成しているので、是非、参考にしてくださいね。

関連記事 【まとめ】解答例文つき 頻出テーマ10選 昇進・昇格試験(小論文編) 

文章力を高めれば、管理職業務の生産性は劇的にアップする

文章力があれば生産性が高まる

文章力を高めれば、昇進試験も、昇進後の管理職業務も効率よくすすめることができます。

なぜなら、文章によるコミュニケーションの重要性と頻度が圧倒的に高まるからです。

例えば、メールなどの文章で複数の部下に情報を伝え指示する機会や、チームの長として経営層にその進捗を報告する為の資料を作成する機会などが爆発的に増えるからです。

文章力があれば、仕事への負担やストレスを減らして、自分や家族との時間を増やすことができます。

読書をすれば文章力が高まる(科学的エビデンスあり)

実際に科学的エビデンスを調べてみると、ビジネス研究の専門誌「International Journal of Business Administration(該当記事リンク)」にフロリダ大学ビジネススクールの研究チームの結果が掲載されています。

論文では、普段から目にしている文章コンテンツによって、文章表現能力に差が出ることが立証されています。(純文学、ノンフィクション、学術書の読者の方が表現力が高く、ミステリー・ファンタジー、ネット中心の人は表現力が乏しかった)

つまり良書をたくさん読めば、確実に文章力は高まることが立証されているのです。

まずは、文章に触れる時間を、日常の中に増やすことが大切です。その為には、『読みたいなぁ』とやる気がでた瞬間に、すぐ読める本があるという環境が絶対に必要です。

社会人向けの学びに特化した読み放題サービスについて、徹底的比較したので、是非参考にしてください

関連記事【科学的エビデンスあり】社会人が文章力を鍛えるには、読書が最強です。

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