以前、精度が高いとご紹介してきたストレングスファインダーですが、外国の企業が運用しているという事もあって、日本人にとって、WEBサイトが不親切だったり、結果レポートの和訳が難解であったりと課題・問題点もあります。
ストレングスファインダーは、全体としては非常によくできたツールだと考えていますが(過去調査 「101人に聞いてみた。ストレングスファインダーの評判と信憑性 (内部リンク)」)、今回はテストをまだ受けていない人を対象に、事前に覚悟しておいた方が良い点(課題・問題点)をお伝えしたいと思います。
目次
【テスト前に確認を】ストレングスファインダーの課題・問題点
ストレングスファインダーの課題や問題点については、私がテストを受けるにあたって感じたこと及びAmazonのレビューをチェックして、そこからも抽出しています。
1.アクセスコードが使えない
これは、販売者及び購入者の問題であって、ストレングスファインダーの問題ではないのですが、Amazonのレビューで非常に多かったので、掲載させてもらいました。
ストレングスファインダーのテストは、本を購入したらアクセスコードが付いてきて、1回だけテストの受験が可能です。
受験したテスト結果は、いつでも公式サイトで確認ができます。
よって、中古本を買った場合は、受験ができません。また、新品本を購入した場合でも、その本が1度誰かの手に渡った返品本等の場合は、コードを入力しても、無効コード扱いになるとの事です。
2.ブラウザによって、サイトがうまく動かないことも
Microsoft Edgeでテストを受けようとしたのですが、言語選択の画面で、リストに日本語が出てこないというトラブルがありました。結局、Internet Explorer で、テストを受ける事になりました。
3.テスト編 1問につき時間が20秒。経過すると勝手に次の問題へ進んでしまう
普通のテストの場合、20秒もあれば、回答時間として充分です。但し、和訳が悪くて設問の意図が分かり箇所が、時々あります。
結果、設問の意図の解釈に時間がかかって回答できないというパターンが2~3問ありました。これを多いと取るか、少ないと取るかは人によって様々でしょう。(ちなみに、レポートの和訳はかなりシンドイですが、設問の和訳は、さほど問題がありません)
もちろん、文句をいっても再テストはできません。
4.テスト後 資質の説明動画が英語(字幕なし)
テスト終了後、自分の上位の資質5つについて、個別レポート(日本語)を受け取ることができます。それと合わせて、個々の資質の説明動画も閲覧できるのですが・・・。説明言語は、英語です、和訳もありません。
アマゾンレビューでは『公式サイトがクソで気分が悪くなったと』意見がありましたが、この点については、私も同感です。日本で商売をするなら、日本に合わせて商品を販売するのは当たり前だと思います。
5.分析レポートの和訳がヒドイ
レポートの和訳がかなりひどいです。全体的に抽象的な表現なので、それが輪をかけて理解を困難にしています。(具体的に、和訳を参照したい場合はコチラ「【徹底解説】ストレングスファインダー テスト結果の活かし方(内部リンク)」)
Amazonの、レビューにも和訳に対しては、かなり不満の声が挙げられていました
テスト後、自らの持つ5つの強みについて分析レポートが作成されます。
これらの内容は読むに値するものなのでしょうが、このレポートの日本語訳が端的に言って酷いです。少なくとも、商品として売っていいレベルでは無いように思います。
他の方もレビューで書かれておりましたが、インターネットの自動翻訳と同等かそれ以下と言っていいでしょう。日本語として意味の通っていない文が多く、中には全く意味不明なものすらあります。
気づけば分析レポートの日本語を自分で再翻訳しているほどです。
仮にも日本語版として売り出すのならば、最低限の完成度は保って欲しいものです。(引用:アマゾンレビュー)
6.分析レポートが抽象的で、そのままでは、行動レベルにまで落とし込めない
多分、このテストの目的は、自分の資質・強みを知って、それを強化する事、上手く活用していくことが目的のハズです。
ただ、普通に受けた場合は、「ふーん、そうかもね、で何したらいいの??」で終わってしまうパターンに陥る可能性が、非常に高いと思われます。
なぜなら、テスト後、公式サイトから提供される、レポートには行動レベルの事はほとんど書いていない上に、和訳がイマイチなので色々な解釈ができてしまうからです。
本当に活用するなら、レポート内容の咀嚼が不可欠です。(咀嚼方法はコチラから「【徹底解説】ストレングスファインダー テスト結果の活かし方(内部リンク)」)
7.本を買っただけでは、34の資質のうち、上位5つまでしか判定してくれない
2,000円の本についてくる、コードだと上位5つの資質までしか判定してくれません。34のすべての資質や自分の苦手な部分を知ろうとすれば、さらに課金(5,850円)する必要があります。
私がケチなのか・・・、少し高い気がする。