昇進・昇格試験|面接回答例 厳選Q&A8問【SDGs編】

SDGs

先日、「SDGsが面接で聞かれることはないですか?」とのご質問をいただきました。

端的にいうと、問われる可能性大です。

この記事でわかること
  • SDGsについて押さえておくべきポイント
  • SDGsについて昇進・昇格の面接試験で質問されるポイント
    ①定義 ②組織の課題 ③将来的なビジョン
  • それに対する模範的な回答例

組織が昇進・昇格試験時にSDGsについて質問する際のねらいは、受験者が以下の2つの資質を有しているかを確認するためです。

  1. 社会情勢を把握しているか?トレンドを理解しているか?
  2. その上で、自らの組織がSDGsと共に成長するようなアイディアをちゃんともっているか?日頃から考える習慣を持っている人物か?

会社は、時代の流れに対する感度が高く、正しい方向に組織を導ける人材に、将来の舵取りを任せたいと考えます。

その試金石として、SDGsが使われやすいということです。

品のない言い方をすると、SDGsは、今後国が大金を突っ込むことが確定している分野なので、会社としては最低限知っておいてほしい、できれば自分の意見を何か持っておいてほしい(商機を見出してほしい)、分野なのです。

今回は、SDGsをテーマに昇進・昇格の面接試験で、質問される可能性が高い項目を回答例文つきで紹介します。

その他、昇進試験について何をどう勉強すればよいか不安な方、志望動機や他テーマの小論文の作成について学びたい方は、こちらからどうぞ。

参考記事【完全攻略】昇進・昇格試験って何をすればいいの?合格までのロードマップとは

関連記事【まとめ】解答例文つき 頻出テーマ10選 昇進・昇格試験(小論文編)

関連記事【例文つき】管理職への昇進試験|志望動機・自己PRの書き方

面接試験で質問される可能性が高い項目 SDGs編

SDGsについて、面接で聞かれる切り口は、大きく以下の3つです。

基礎の基礎の部分については、質問される可能性は低いです。(でも、知っておかないと話にならないので、自信のない方は、以下の記事から基礎情報を確認してください。)

外部リンクSDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省 (mofa.go.jp)

しば

一番、聞かれる可能性が高いパターンは、SDGsを知っている前提で、

『SDGsと共に成長するために会社はどうすればいいですか?』、

『そして、そのために、あなたは(新しい職位で)何をしますか?』です。

1.基礎知識

SDGsについて、その内容を端的に説明してください。

持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標です。2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されています。17分野169のターゲットがあります。

 

SDGsには、多くの達成すべき目標がありますが、あなたが関心を寄せている分野を挙げてください。そして、その理由は、なぜですか?

私が、感心を寄せている分野は、「省エネルギー・再生可能エネルギー、防災・気候変動対策、循環型社会」の分野です。その理由は、国際的に日本が立ち遅れている分野であり、かつ日本政府が今後予算を確保し、資源が投入される分野であり、わが社にとっても影響が大きいと考えるためです。

外部リンクSDGs 実施指針改定版(首相官邸 SDGs推進本部)

 

SDGsを企業として取り組むことで、どのようなメリットが得られると考えられますか?あなたの見解をお聞かせください。

メリットは3つあると考えます。1つ目は、企業ブランド力の強化。2つ目は、ビジネスチャンスの増加。例えば、これまでの利益を中心としたつながりから、社会的な貢献を軸としたつながりが増えることで、新たな会社、公官庁、大学などとの連携が増えるのではないかと考えます。3つ目は、女性の登用が増えることで、組織内の人材活用がさらに進むのではと考えます。

2.現状に対する理解

SDGsを組織として取り組むにあたって、まず何から着手すべきと考えますか、あなたの意見をお聞かせください。

(パターン1 組織として何も決まっていない場合)
1口にSDGsといっても、非常に分野が大きく、全社的な活動になることが予測されます。
将来的に、様々な部門で、その専門性に応じた取り組みを進めていくべきだと考えます。
まずは、社員1人1人の意識のベクトルを合わせるためにも、組織として会社がSDGsに対して、どういうスタンスで進めようと考えているか、大きな方針を整理し、社員に示す必要があると認識しています。

(パターン2 行動指針などの方向性が決まっている場合)1口にSDGsといっても、非常に分野が大きく、全社的な活動になることが予測されます。
将来的に、社の様々な部門で、その専門性に応じた取り組みを進めていくべきだと考えます。
我が社では、既にSDGsに対する取り組み方針を定めているものの、社員の認識は、高い状況ではありません。
今後、ボトムアップでSDGsの取り組みを進めているためには、全体研修などを通して、アイディアを生み出す源泉である社員のレベルを上げていく必要があると考えます。

しば

似たような切り口ですが、以下のように質問される可能性も・・・

社員のSDGsに対する意識レベルは、どの程度だと感じていますか。これを高めるには、どうすればよいか、あなたの見解をお聞かせください。

私自身がそうであったように、環境保全活動であるISO14001や社会貢献活動であるCSRと混同しているケースが多いと思います。

SDGsがジェンダーや防災といった分野も含む、非常に広い取り組みであることが理解されていないのではと感じています。
まずは、全社的な研修を実施し、社員のSDGsに対する知識を高めた後に、具体的な行動につながるよう自分の部署は何かできるのか?といった視点から職場単位の研修実施することが有効であると考えます。

3.将来に対するビジョン

我が社が、SDGsの取り組みを進めていくために、必要なことは何か?

私は、SDGsへの取り組みのゴールの1つは、SDGsに関連する事業が生まれやすい体質に組織を変えていくことであると認識しています。
その為には、SDGsの観点から、わが社の強みと弱みを分析し、優先席に取り組む分野を決め、事業ベースに落とし込むこむ。このサイクルを仕組みとして組織に根付かさせる必要があります。
例えば、既存の事業計画の評価基軸にSDGsへどれだけ貢献するのかを組み込むことなどは、検討の余地があるのではないでしょうか?

 

SDGsに貢献するような、事業を生み出すには、どうすればよいか?

事業の評価基準にSDGsの視点を組み込む必要性がると感じています。
例えば、既存事業や新規事業を実施する際に、「顧客に提供する価値」、「自社の優位性」、「市場規模」、「ビジネスモデル」、「マネタイズモデル」、「社会的な意義」などから事業を評価していますが、これらの視点にSDGsを追加することで、既存事業・新規事業は双方ともSDGsに関連する事業が生まれやすくなると考えます。

 

SDGsに寄与する事業の具体的なアイディアはありますか?

例えば、社用車は、未だその大部分が、ガソリン車かハイブリット車であり、電気自動車は、コスト面から導入するに至っていません。SDGsの視点を事業実施の判断基準に組み込むこと、例えば、SDGsに貢献する事業は、加点するような仕組みを設けることで、社用車の電気自動車導入のハードルが下がるのではないかと考えます。

もし、今回記事にした内容を、さらに深堀したい人や、SDGsに関する小論文の作成を考えている方は以下の記事も参考にしてください。

参考記事解答例文つき 昇進・昇格試験(論文編)|企業としてSDGsにどう取り組むべきか?

まとめ 事前に自分専用の想定問答集(Q&A集)を作成しよう

SDGsに対する面接対策が済んだなら、他の分野にも目を向けましょう。

昇進・昇格の面接試験を受けるにあたって、大切なことは『厳選された自分だけのQ&A』を作成し、プレッシャーのかかった場面でもスラスラ言えるように『完璧に暗記』することです。

管理職試験の面接で聞かれる質問は、ほぼ決まっています。

それは「この受験者は組織の目標達成に本当に寄与できるのか?」であり、この観点から、何度も質問が繰り返されます。

なので、完璧な想定問答集ができれば、恐れることはありません。

参考記事にQ&A集を掲載しているので参考にしてください。少しカスタマイズすれば、あなたの組織でも充分通用すると思います。

関連記事【厳選Q&A 23問】昇進試験・昇格試験 面接試験回答例

面接試験 成功のカギ

質問されるポイントは決まっている。『厳選された自分だけのQ&A』を『完璧に暗記』する。中途半端な暗記は言葉を詰まらせるだけなので逆効果。

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