【例文つき昇進試験対策】管理職に昇進したい理由の整理方法 簡単2ステップ

メモ ノート 鉛筆

【例文つき昇進試験対策】管理職に昇進したい理由の整理方法

昇進試験における論文・面接では採点する側が求めている社員像(管理職像など)を回答するのであって、

『給料を増やしたいから』などの会社の業績につながらない、個人の本音の部分は出してはいけません(ほとんど居られないと思いますが。)

また、どこかの参考書から、抜き出したような表面的なコトバを、並べても採点する側には、絶対に響きません。

熱意が伝わらないし、他の志望者と差別化できません。

実は、管理職の昇進試験にパスできる及第点の回答は実は決まっていて、

『自分自身がこれまでプレイヤーとして成果を収めていること、その方法論をベースにより上の職位(管理職)で、会社の目標や利益に貢献したい』

この内容を、自身の経験に裏打ちされた、自分の言葉で表現できればOKです。自分の言葉というのがキーワードです。

試験にパスする昇進したい理由
『自分自身がこれまでプレイヤーとして成果を収めていること、その方法論をチームメンバーと共有し、上位の職位(管理職)として、会社の目標や利益に貢献したい』を自分の言葉で表現する

10年前より昇進試験が難しくなった理由

みなさんの会社では、昇進することが以前よりも難しくなっていませんか?

私の所属している会社では、迅速な意思決定を行うため、よりフラットな組織への移行が進んでおり管理職はもちろん、係長のポジションも年々減っています。

また、定年を迎えた社員を以前の職位のまま、再雇用する制度が開始されたことも相まって、管理職・係長になることが以前よりもかなり難しくなってきています。

ポジションが少なっており、少ないパイの取り合いで、昇進試験の難易度は間違いなく上がっています。

ちなみに私は就職氷河期世代なのですが、団塊ジュニア世代の人数が多い、いびつな世代構造をしています。上の世代が多くて、役職を独占してしまっているので、下の世代には、なかなかチャンスが巡ってきません。

少ないチャンスをものにするには、勤務評定がある程度の水準に達していることに加え、志望動機や面接、論文試験で、試験官の記憶に残らないといけません。

特に管理職の昇進試験(小論文・面接)では、より上の職位として、どうやって会社に貢献するのか?ということについて、手を変え品を変え、さまざな角度から問われることになります。

この時に、昇進したい理由が明確になっていないと、回答に一貫性が保てません、どうしても軸がぶれてしまうのです。

管理職に昇進したいという意思が芽生えたなら、まずは、昇進したい理由・昇格したい理由を、きちんと言語化しておくことが必要不可欠です。

STEP1 管理職の業務と今の自分の業務(実績)を書き出す

実際に、ノートやPCに書き出していきましょう。メモレベルで全然OKです。必ず自分の頭で考えて、自分の手を動かしましょう。

【準備編①】これまで、自分が取り組んできたこと

これまで、自分がどのような業務に携わってきたのか?

業務に携わる中で、何を学び、何ができるようになったのか?等について記入していきます。

表で整理すると書きやすいです。

サンプルを記載しておきます。ご自身が作成する場合は、もっと具体的な内容を盛り込むことをおススメします。

年齢 部署 携わった業務/得たスキル
23~27 総務部門 社内のISO14001認証取得に従事。エコオフィスの取組と、環境関連の法令について知識を深めた。各部局が所管する業務の手順化・フローの整理とPDCAサイクルの運用について学ぶ。
28~31 情報部門 社内の基幹システム(グループウェアシステム、ペーパーレスシステム)の導入と運用に従事。各部署の要望をヒアリングして、利害調整をおこなった。

相手のニーズを探る力、折衝を円滑に進める調整能力を身に付ける。プロジェクトの進め方、スケジュール管理について学ぶ。

32~38 調達部門 部署のリスクマネジメントを担当。

担当当時、災害により、工場の生産ラインに問題が発生。

社の対策本部で、復旧業務計画の策定に従事。災害対応を実地で体験する。

【準備編②】自分が一番重要であると考える、管理職の仕事とは何か?を整理する

何を重要と考えるかは、人によって様々だと思います。ただ、管理職とは自分以外の人をうまく活用して、最大の成果を達成するための職位です。その本質からブレないようにしましょう。

尊敬する上司や先輩をロールモデルに、どんどん書き出していくとよいかと思います。

書き出した後、自分の中での順位付けをしましょう。サンプルを何点か示しておきます。(これはあくまで、私の会社おける管理職の仕事なので、できれば自分の会社バージョンを作成してください。)

管理職の仕事(例)
  • 人材育成(人事評価、フィードバック)
  • 部下のサポート(フォロー、モチベーション管理)
  • プロジェクトの進捗管理
  • プロジェクトの目標設定
  • その他プロジェクトを効率的に進めるための、ルール設定(手順化、マニュアル化、その他 etc)
  • 人員の管理(担当者と、その担当業務の決定)
  • 部局間調整
  • 対外交渉
  • 専門性、広い視野

STEP2 準備した事項を組み合わせて、昇進したい理由を作成

レポート

自分のこれまでの仕事と管理職の仕事と掛け合わせて、『自分自身がこれまでプレイヤーとして成果を収めていること、その方法論をチームメンバーと共有し、チームを使って(管理職として)、会社の目標や利益に貢献したい』をオリジナルの文章にしましょう。

組み合わせがハマる場合と、ハマらない場合があるので、面倒ですが試行錯誤してみましょう。

管理職になりたい理由の整理方法
自分が経験してきたこと×管理の仕事 マジックワードは身近な上司 

作成するにあたって、自分が仕事をする上で、優秀な上司や先輩がどういった役割を果たしたのか?を交えると自然な文章になるので、やってみてください。

例文1 システム導入×専門性・部局間調整

私が従事したグループウェアシステムの構築では、帳票の発行機能をどのようにするのか、社内の関係部署の意見を聞きながら、

アイデアを取りまとめ、機能を決定していく必要がありました。

決定の過程では、関係者全員の意見が一致するような機能を実現することは難しく、グループウェアには、何が求められているのか?本質的な機能の部分について悩むことがありました。

 

そのような時、当時の上司には、知識に裏付けられた的確な助言と共に、

部局間の調整を事前にしていただくなど、円滑に仕事が進むよう様々な部分で配慮をしていただきました。

 

これらの経験を通して、管理職に魅力を感じるようになり、自分もそうありたいと考えるようになりました。 

例文2 リスクマネジメント×プロジェクトの進捗管理、広い視野

〇〇年に発生した地震対応では、私は社の対策本部で被災状況の集約と●●工場の復旧計画に携わりました。

 

対策本部では、災害による影響を各部門から吸い上げ、その対応を整理し、

人的資源等のリソースを何に集中させ、いつまでに復旧させるのかといった、優先順位とスケジュールを決定していきました。

 

自然災害などの突発的な事項については、マニュアルがない部分も多数あり、壁や問題にぶつかったとき、

当時の上司には、より広い視野から、解決の方向性を示してもらい、スケジュール的に大きな遅延もなく、方針案を整理する事ができました。

 

この災害対応の経験を通して得た経験、リスクマネジメントや事業の進捗管理に関する知見を、より多くの社員に引き継ぐため、管理職にチャレンジしたいと考えるようになりました。

昇進したい理由は、自分の中の軸をつくる作業です。文量や体裁にこだわる必要はありませんが、客観性や具体が求められるので注意してください。

完成したら、パソコンの近くに貼っておきましょう。そうすることで志望動機や面接のQAをつくるときに、一貫性が保てます。

しば

ちなみに私はパウチして、自宅のパソコンに貼っていました

昇進したい理由が整理できたら、志望動機の作成・昇進面接対策にとりかかるべし

多くの会社では、昇進試験前に、志望動機の提出が求められると思います。昇進したい理由が整理出来たら、より具体的な志望動機を作成しましょう。

作成方法については、こちらの記事参考にしていただければ。陰ながら応援しています。

関連記事【厳選Q&A 21問】管理職への昇進試験における面接試験回答例

関連記事【例文サンプルあり】管理職への昇進試験における志望動機の書き方

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です