『やりたくない仕事はやらなくていい』は絶対正義|実現には他者と差別化しよう

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この記事は、管理職未満の方向けの記事になります。

管理職は、業務のアウトプットに責任を持つことが求められますが、部下の成長に責任を持つことは求められていません。

つまり、上司の言われるままに業務をこなすことは、必ずしも自身の成長つながるとは限らないということです。

特に、割り振られたのが苦手な仕事の場合、がんばったところで、苦手が人並みになる程度なので、割に合いません。

 

自分の成長につながらない、栄養価の低い仕事から逃げるには、どうすればいいのでしょうか?

自己啓発本やビジネス系のWEBサイトの中には『我慢する』、『勇気をもって断る・理由を明確にして断る』といったものが並んでいます。

正直、これらのアドバイスに対しては、疑問が沸きます。メンタルや人間関係、家庭生活の犠牲が前提となっており、デメリットが大きすぎると思うからです。

今回は、やりたくない仕事が、ある意味自動的に自分から離れていく方法を解説します。

まずは結論から

やりたくない仕事はやらないで済む方法
  • 専門性を磨く
  • 周囲の人間にその専門性(スキル)を認識してもらう
  • その専門性を活かして、部署の主要プロジェクトを担う人材になる
  • 結果、専門性を活かした仕事がメインになり、苦手な仕事の割合が減る

そのためには、上司にしっかり自身の資質を理解してもらうことが必要です。

『コイツには、この仕事に特化させておいた方が、組織の利益になる』ということを強く印象付けること。

こうすることで、自分の資質にあった仕事が優先して割り振られるようになり、やりたくない仕事・苦手な仕事をわざわざ断らなくてもよい状況になります。

少なくとも、管理職になるまで苦手な分野の仕事から避けることができます。

では、具体的にそのやり方を見ていきましょう。

やりたくない仕事で成長することはできない

苦手な分野での成長は難しい、やりたくない仕事は避けるが吉

昇進

『自分が苦手な仕事でも、頑張って努力してやり遂げることは美しい』というのは日本人の感性では美徳とされています。

確かに、入社2~3年くらいで自分の資質が何処にあるか分からない状況では、様々な分野に手を出して、自分の得意探しをするという意味では、苦手分野を努力して頑張るということも必要でしょう。

但し、自分の得意・不得意がある程度理解できたのであれば、不得意分野にしがみ付くのは、完全な無駄です。

苦手な分野で努力しても、せいぜい人並みのレベルに到達できる程度で、あなたの能力や評価が周りよりアップする事はありません。

また、同じ困難であるならば、得意分野での苦労の方が、人間は絶対に成長しますし、スキルアップの視点からも有利です。

学生の頃は、100点満点のテストを、全教科バランスよく得点する必要がありましたが社会人は違います。自分の得意な分野で1,000点でも、10,000点でも取れるからです。

資質があって、身に付きやすい分野を伸ばしていくべきです。

しば

ドラッカー曰く、『強みの上に築け』だそうです。

苦手を理由に業務命令を断る⇒普通のメンタルの人にはムリ

苦手な仕事を上手く断わり、得意な仕事だけを引き寄せることは出来るのでしょうか?

インターネットで、検索してみると、冒頭書いたように『嫌な仕事は断れ、断れないなら、転職を!!うちのサイトから転職エージェントに登録を!!』みたいな論調のサイトが複数あります。

この手の虚言にだまされてはいけません(だまされる人もいないと思いますが・・・)。

彼らは転職エージェントに、人材を紹介することで金銭を得ているので、完全なポジショントークをしているに過ぎません。

 

『上司の命令を断ること』は組織人にとって、ものすごく難題です。

 

断る理由が明確であるなら、受け入れられるでしょうが、残念ながら、今の日本のビジネス環境では「苦手であること」は、その理由として認められません。

仮に業務命令を適当な理由をつけてお断りすることは出来ても、2度・3度の命令に対して、拒絶することは、普通のメンタルの人間にはできません。

しば

単純に業務命令違反になっちゃいます。下手したら処分対象になりますよね・・・。

ただ、冒頭に少し書きましたが、『仕事を断ること』・『我慢すること』は、長期的な視点で見た場合、取るべき戦略ではありません。

どこかで必ず破綻します。

目指すべきは、上司から命令される業務・割り振られる業務に自分の苦手な分野が入っていない状況をつくりだすこと。

その為のキーとなるのは、自身の専門性です。

専門性がなければ、やりたくない仕事・苦手な仕事が割り振られてしまう

割り振り

部署のプロジェクトを進める上で、管理職がどうやって仕事を割り振りを考えているかというと、基本的には効率重視で、適材適所でやろうとします。

例外は、伸びしろの大きい社員を育てるために、ちょっとだけその人の能力を超えるような仕事を割り振る場合です。

この割り振りを考える上で管理職は、その部署の『一番重要な業務を誰に担ってもらうか?』をまず最初に決めます。人選は、重要業務が必要とする専門性を有しているメンバーに、担ってもらうことになります。

 

そして、この重要業務を割り振ったメンバーには、他の業務や雑務など、誰でも対応できる仕事は、基本入れないようにします。

要するに、専門性の高い仕事に従事するメンバーには、その仕事だけに集中できるよう、最大限の配慮をします。

理由は簡単です。小さなプロジェクトはミスしても許容できるが、大きいプロジェクトで失敗はリカバリーできないからです。

やりたくない仕事を避けるには
その部署で1番重要な仕事を任される人材になれば、嫌な(苦手な)仕事が振られる頻度は、圧倒的に減ります。

ポイントなので、再度書きますが、管理職が、仕事の割り振りを考えるときは、重要な仕事から順番にメンバーの資質(専門性)に合った業務を割り振っていきます。

そうすると、最後の方は、重要ではないけど、やらないといけない有象無象の業務が残ります。

この有象無象の業務は、手持ちの人材にどうしてもハマらない、パズルのピースのようなもので、結局、重要な業務を担っていないメンバーに、とりあえず割り振っておくという結論に至ります。

つまり、自分にとって嫌な仕事・苦手な仕事が割り振られている人は、上司や人事部局が、その人の資質を把握していない(目立った資質がないと評価されている)か、その人の資質を伸ばす又は開発するためにチャレンジングな課題を与えようとしているかのどちらかです。

前者の場合は、上司への能力アピールの不足が原因です。

やりたくない仕事が振られてしまう理由
  • 上司が、その社員の能力や資質に気が付いていない(又は上司がその社員の専門性を評価していない)場合
  • 上司が、部下の成長を願って困難なプロジェクトを割り振る場合

個人の能力はその希少性で評価される|希少スキルは重用される

個人の能力は、基本的にそのスキルの希少性とその部署の業務とスキルの相性とで評価されます。

周りが普通に出来ることを、周りと同じようにやっても、誰も評価してくれません。

例えば、動画編集できるスキルのある社員が、部署に1人だけの場合でかつ、部署でその業務が恒常的に発生している場合、そのスキルを有する社員は、担当する業務において最大限の配慮がなされるハズです。

しば

上司(管理職は)、その社員は動画編集の仕事に集中させるため、その他の仕事を割り振ることを控えるようになります。

専門性を高めれば自分の得意分野に注力できる

優先順位
やりたくない仕事から逃げるには、専門性を高めて、自身の能力を他者と差別化・ブランディングした上で、上司に認識してもらう必要があります。
その分野で成果を生み出す人間であるということを、周りに特に上司に理解してもらう必要があります。

「えっ難しそう??」と感じた方も、おられるかもしれませんが、大丈夫です簡単です。

なぜなら上司はその部署の生産性を上げるため、常に適材適所に努めようとしてるのですから、自分が周りの人より、優れているスキル(専門性)をちょこっとアピールすれば、それでうまくいきます。

場合によっては、上司との何気ない業務上のやりとりや、提出する資料の中に、自分の専門性を潜り込ませることで充分なアピールになります。

今後、部署にとって必要だと思われる分野で、専門性ナンバーワンになることを目指しましょう。

その分野の情報の最上流にいることが大切です。第一人者になりたければ、決して下流にいてはなりません。

得られた情報は、わかりやすく上司や周りに提供しましょう。それだけで、評価は全然違ってくるはずです。

しば

自分の一番得意な分野が一番成果を生みやすいです。皆さんの才能が周囲に認めてもらえることを、祈っています。

まとめ ちなみに『私』がやりたくない仕事はこれだった

私が苦手としている業務は、いわゆる外回りが苦手(初対面の人への飛び込み営業的な事)です。
プレゼン等は問題なくできるのですが、人との交渉事とかも、基本的にダメです。
いわゆるコミュ障なんだと思います。
やりたくない理由は以下の3つ
  1. 初対面の人と何を話せばいいのか、いわゆる雑談として何を話せばいいかわからず、変な空気が流れてしまうから苦手
  2. 車の運転が苦手(軽自動車だといいのですが、ワンボックスサイズの車で住宅街に行くときなどは、心臓がドキドキします)
  3. 地図が読めない・・・(ピンポイントで個人宅に行く場合や、細い私道を通る場合、ナビがあてになりません。ゼンリン地図で確認していくことになるのですが、地図の見方がわからず、現地で迷い約束の時間に遅れそうになります)

ですが、管理職になるまでは、ほとんど外回りはしませんでした。

この苦手な業務を避けることができていた理由は、先ほど書いたように、上司が私の得意分野を把握し、その仕事に集中させるために業務を割り振りした結果です。

要するに他の業務(私の苦手な分野含む)が入る余地がなかったからです。

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