期待された新人が10年後には、なぜ無能な社員と評価されてしまうのか/成長する人の特徴5つ

tekisuto

20200830 書き直し

採用された時点では、いい人材が揃っている

入社試験をパスして、配属されてきた新人君。初めて配属された担当部署では「一日も早く戦力になれるように頑張ります」といったうれしい決意表明をしてくれます。

私の目から見て(管理職の視点から見ても)入社してきた段階では、厳しい試験をパスしてきただけの事はあって、優秀な人材が選抜されていると思います。(中には、なんでこんな子がうかったんやろか・・・コネか??と思うようなレベルの子もたまにいますが・・・)

現場レベルの話をすると、私のような今40歳前後のいわゆる就職氷河期世代は、厳しい採用基準をパスしてきたこともあり、学力や知識といういう点では、非常にレベルの高い人材がそろっていました。学歴という観点からみると有名な国立大学出身の人間が突出して多いのが、この世代の特徴になっています

事実、採用後に実施される、新入社員研修で周りの人間のコミュニテーション力と、論理的に話を運ぶ能力にびっくりした記憶があります。

あれから20年弱の年月が経って、氷河期世代は会社の中で光り輝く存在になっているかというと・・・・。なっていません。色んなメディアで使い古された言葉ではありますが、学歴と社内評価(仕事ができる)には因果関係はないと断言できます。

では、新入社員はいつ、何が原因で優秀な人と無能な人とに分かれていくのでしょうか?考察していきたいと思います。

新入社員は5年後、10年後も優れた人材なのか?

彼らは入社直後は、上司や先輩からのアドバイス・助言は素直に聞いて、一生懸命仕事に邁進してくれます、この時点ではほとんど差は生じていません。

しかし、月日が経ちできる事が増えてきた段階で、大きな差が生じてきます。優秀な人間は、自分ができない未知の事に積極的にトライしたり、今自分が抱えている仕事の改善を図るなど頭を使って仕事をし始めますが、無能は人は、頭を使って新たな行動をすることはありません、いつまでたっても指示を受けないと動けませんし、それどころか既存の仕事でさえ自分に甘えが出てきて手を抜くことも・・・。

スタートラインは同じでも、5年後、10年後エース級の人材になっている人もいれば、完全に伸び悩み、不良債権化し会社の歯車として全く機能していない人もいます。

一旦、不良債権化すると、彼らが優秀な人材に復活する事はかなり難しいと思います。なぜなら、仕事に対する向き合い方という一番根本的な部分で、正しい対応ができていないからです。

 

管理職からの目から見て、仕事ができない・無能であるという評価を受けている人は、仕事に対して真摯でない(責任感が薄い・他者にすぐ依存する・自分で何もアイディアを出さない)ケースが多いです。

 

優秀になれるか、なれないかの分岐点は、意外と早い段階にあって、30歳を過ぎた位の段階で、分かれていきます。優秀ルート無能ルートと分かれるのです。一旦ルートが分かれてしまうと、ルート変更はほぼ不可能です。

 

優秀な人間は、だれが優秀かすぐにわかります。無能な人間は自分の能力が低いことに気づかず、誰が優秀かを判断する能力さえありません。本人は気づいていないでしょうが、まともな管理職であれば、誰が伸びるかどうかは、1カ月位、一緒に仕事をすればすぐにわかります。

 

よって、誰が出世していくか、次世代の会社を担っていくかについては、既定路線というものがつくられていくことになります。

うちの会社での管理職登用
ちなみに、うちの会社では38歳から管理職への登用が始まります。

 

新規で登用される年齢層は、38歳~44歳位までです。決して45歳以上の人間が登用されることはありません。

 

45歳まで評価されてこなかった社員が急に優秀になり、会社にとって管理職にしたいような人材になる事は、決してないと人事部が考えているからにほかなりません。

 

大きく成長する人の特徴5つ

成長する人の特徴を5つご紹介したいと思います。管理職として、たくさんの若手と仕事をしてきて、キラリとセンスを感じる子は、以下の資質を持っていることが多いです。

日々、自己研鑽している

努力している人としていない人は、一緒に仕事をすれば、すぐにわかります。当然ですが、上司は、努力している部下に対して、大きなプロジェクトを任せます。大きなプロジェクトを任されることで、さらに努力し、成長するという好循環に入ることができます。

社会人になると、本を読んで学習する人が少ない・・・。知識や教養のない人は、一緒に仕事をしていても、すぐにわかります。

中には、自分が担当している業務の周辺知識でさえ押さえていない人もいます。こういう努力をする習慣がない人が、おっさんになると、プライドだけはあるけど、実力はないという職場の不良債権に確実になってしまいます。

日本は雇用規制の厳しい国ですから、こういう不良債権化している人間でも会社に居続けることは出来ます。他人から疎まれたり、軽んじられる人生は、幸せではありません。

いちいち上司は、この本を読んだらといったアドバイスはしません。個々人で伸ばしていくべき、資質やスキルは異なるからです。セルフコントロールすべき問題です。

責任感が強い

言い訳しません。自己弁護しません。自分主体で物事を見ることができます。仮に、失敗しても自分があの時こう対応していれば・・・と、ミスを次の業務の糧にすることができます。原因無く成功する事はたまに、ありますが、原因無く失敗する事はまずありえません。失敗から学ぶ姿勢が大切です。

決して、アイツが悪い等とは言いませんし、思いません。一つのプロジェクトは、多くのスタッフが複雑に連携して、進んでいくものです。不都合が生じた時に他人のせいにすることは、いくらでも可能です。口にしなくても、心の中でミスや失敗を他人のせいにし、逃げた時点で、その人は成長できません。

まずは自分で考える(何事にも考える癖がついている)

難しい課題を与えた時、部下の反応は2パターンです。何も考えないで、すぐに助言を求めにくるタイプと一旦自分で考えて、その答えが正しいのか答え合わせにくるタイプです。

どちらが、高い評価を得るのか、成長するのか言うまでもありませんね。すぐにアドバイスを求める社員の根底にあるものは、能力の欠如か責任の回避のどちらかです。よって、彼らは最低限の評価しかなされません。

仕事がはやい

質は低くて良いのです。若手に、初っ端から100点の成果物を期待していません。60点くらいでいいのです。とりあえず手を出せる。行動しながら途中で修正できるといった人は、すごいスピードで成長していきます。

仕事を面白くできる

与えられた仕事を工夫して、自分の思いどおりに・自分が楽しいように持っていける人は成長します。なぜなら、面白い仕事は、無理なく情熱を傾けることが容易だからです。努力を努力と思わず、仕事ができるからです。

逆に不良債権化している人の特徴は

成長する人の特徴を何一つ持っていない人は、将来確実に会社の不良債権化します。

自己研鑽せず会社の単純な仕事に甘んじている。本質的でない、無駄なことに時間を使う。仕事に対して積極的ではなく、所謂ライスワークになっている。
仕事が遅い・クオリティーが低い。

不良債権化している人の口癖

こういう人達は、「自分には趣味(場合によっては家族)があって、そっちが最優先だから。仕事は定時で帰るし、出世もしない。」みたいな事を言ったり、雰囲気で匂わせてきたりします。

これは出世できない、不良債権化している人のレトリックにすぎません。本当に、優秀な人であれば会社が放っておくはずがありません。上司から、昇進すべしと強く勧誘があり、断れない状況になってしまうはずです。それがなかった時点で、会社にとっては、代替の効く人間であるとみなされているのです。

仕事の充実は、人生の充実であると私は思います。周りが大人だから、誰も彼等の考えを否定しないだけです。

彼らは、気づいていません、成果を挙げている人間は、家族や趣味を疎かにしません。家族を大切にして、自分も大切にして仕事で成功する事は可能なのです。

アラフォーのおっさんでも、今から優秀な人材になるには

何事にも、謙虚であること。仕事に対して真摯であること。つまらんプライドは捨ていること。
例えば、後輩が新しい、方法で業務改善を試みている場合、先輩職員は、しょーもないプライドが邪魔して、素直に教えてと言えないことがあります。(私も無駄にプライドが高いので、今でも抵抗があります)
でも、捨てましょう、いいものはいいと判断できる勇気を持ちましょう。

あと、行動の遅い人間は、なかなか評価されません。まずは手を動かしましょう。

 

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